週休二日で人生最高

守備範囲広めのオタク

限界OLの自分語り

精神的にキてしまって大泣きしてしまい、急遽飲み会をキャンセルした夜、自分の気持ちを落ち着けるためにブログを書く。

 

私は地方のしがない低賃金OL。

もしかしたらきっと社会には私よりももっとハードワークな方がいるんだろう。そんなことはわかっているが、ちっぽけで弱くて心の容量が小さすぎる私にとっては、いっぱいいっぱいで。

 

この仕事を選んだのは私だが、きっと私には凄まじく合っていない仕事だ。

学生時代ぼんやりと「人と話したくないから事務がいい」なんて言っていたらこれだ。事務は事務だけど、想像してたのと違う。

職場のトイレで泣きながら、なんとか一日を終えている。

 

そんな中、私を支えてくれている光が今の推しくんだ。まぶしい。かわいい。大好き。

それでも、彼に会うにはお金が必要で、地方住みの私にはさらにお金が必要で、低賃金な私は毎月大赤字だ。

でも私は地方を言い訳にしたくない。推しているからには絶対にこの目で仕事中の推しくんを見て、感じて、応援したい。

それに、「推しくんが仕事をしている姿を見られる」「推しくんに会える」というだけで仕事を頑張る力になるし、生きようと思える。

通帳を見て頭を抱える日々だけれど。

 

今の仕事を続けていたら、私はもうダメになってしまうかもしれない。

でも、ボーナスはしっかり出るし、辞めても次の仕事が見つかる気がしないし、そうなっては困る。推しくんに会いに行けなくなる。

 

かつての同級生達のSNSは今日も今日とてキラキラしていて眩しくて、きっと住んでる世界が違っている。

推しくんを応援している私のゴールはどこにあるんだろう、なんて思ってしまうけど、いくら考えても好きは好きだし、好きって理由だけでいいよね。

キラキラSNSは見る度に死にたくなってしまうが、私にとってのキラキラは推しくんで、私は私、それでいい。

 

遠征は楽しい。現場が楽しいのはもちろんだけれど、出会いと行き当たりばったりの旅が楽しい。

人と話すのがストレスなはずの私が、知らない土地へ行くと人との出会いが楽しい。

あえて適当に予定を組んで、ギリギリになりながら知らぬ土地を歩き回るのが好きだ。

 

ついこの前も、見知らぬ土地のまだ日も登らない早朝のコンビニで、すっごく素敵な二人組に優しくしてもらった。そういうことがある度に、一人旅は良い。と心が暖かくなるし、これだからやめられないなあと思う。

知らぬ土地の空気を感じるのが好きだ。

学生時代大っ嫌いだった夏が大好きになった。

知らぬ土地の夏を感じて、推しのキラキラな笑顔が見れた。知らぬ土地で泣きながらホテルへ歩いた。

推しくんがいなければこんなに遠征することも無かっただろう。推しくんは私に色んな世界を見せてくれる。

 

きっとこの世には私みたいなオタクが無限にいるんだろうな。

毎日推しくんだけを生きがいに血反吐を吐きながら仕事をしている全国のオタクへ。

こんなブログ読んでないと思うけど、あなたは偉い。お仕事お疲れさま。

私も、偉いかな。

 

 

まとまりがない文ですが、満足したので今日は寝ます。

寝て起きたらまた仕事か、胃が痛いな。

最も優しい物語【ワンルームエンジェル】

これをBLと括っていいのか?

こんなに"尊い"が相応しい物語があっていいのか?

BL臨界点!

 

ワンルームエンジェル (onBLUEコミックス)

ワンルームエンジェル (onBLUEコミックス)

 

 

ブログを読むのが面倒な人の為の評価コーナー

(※私の独断と偏見です。完全に個人の感想です。)

【エロ度】☆☆☆☆☆

【切な度】★★★★★

【ピュア度】★★★★★

【その他】ファンタジー/濡れ場無し

 

 

以下感想

 

とりあえず、読んでほしい。

はらだ先生がpixivで1話を公開してます。

https://www.pixiv.net/member_illust.php?illust_id=73847016&mode=medium

 

 

肉体関係とか一切無いし、これはBLなの?恋なの?と言われると私には答えられないけど、確かに愛が存在するとても暖かいお話です。

まさに、「BL臨界点」(帯から引用)。

 

希望や愛を求める2人が切なくて苦い道を越えて、暖かく包まれる、優しいお話。

 

巻末のQRコードの仕掛けも最高です。

吐くかと思うくらい泣きました。

BLを読んでこんな気持ちになるのは本当に初めてでした。胸が暖かくて、涙が止まらない。

 

はらだ先生は本当にマンガが上手だなと思いました。

 

多分今世紀最大「人に読んでほしいBL」です。

 

10年モノの愛の先【僕のおまわりさん】

書店で表紙買いしたら大当たりでした。

二巻まで出ています!(2019年6月7日 現在)

 

僕のおまわりさん (バンブーコミックス moment)

僕のおまわりさん (バンブーコミックス moment)

 

 

ブログを読むのが面倒な人の為の評価コーナー

(※私の独断と偏見です。完全に個人の感想です。)

【エロ度】★★★★★

【切な度】☆☆☆☆

【ピュア度】★★★☆☆

【その他】年下攻め/警官/巨根/ノンケ

 

 

以下感想

 

 

 

めっっっっっっっっっちゃ好み。

受けの誠治くんがまずド好み。

おちゃらけおじさんと大型犬みたいな警官と愛猫の癒しの空間。そしてエロ。

 

「僕のおまわりさん」ってタイトルは、どちら視点のものなんでしょうか。どっちもかなあ。

 

受けのことが大好きで大好きでたまらない健気で一途でムッツリで真っ直ぐな攻めと、愛らしく魅力的で適当だけど包容力のある大人な受けの最高カップル!

ギャグも面白く、笑って興奮できる(?)最高のシリーズです!

 

誠治くん(受け)がどんどんどんどん可愛く見えてくる不思議体験を是非…!

 

 

 

 

『あげくの果てのカノン』から考える"好き"

※ネタバレあり

 

 

 

あげくの果てのカノン」(全5巻)を購入し、一気に読み終えてしまい、気付けば深夜3時。

なんとも言えない微妙な気持ちにさせられ、困り果ててしまった…。

 

商業BLじゃないけど、レビューします!

 

 

 

まず、最初に思ったのはこれオタクは胸にくるヤツ〜!」でした。

かのんの好きって、どちらかと言うと恋というより境先輩オタク。収集して、崇拝して、中毒者のようにメロメロになってしまう。例えクズだったとしても。

境先輩が有名人だったのもあって、その印象が強かったです。

 

 

では、いくつかに分けて感想を壁打ちしたいと思います。

 

 

 

1. 人を好きになるということ

 

境先輩は修繕の度に身も心も変化していきます。そんな境先輩に、いつか自分が捨てられる日が来ることを恐れながらも、かのんは恋し続けます。

 

これって、SF要素のお陰でわかりやすくなっているだけで、普通の人間でも有り得ることで。

初穂さんが垢抜けたように、普通に人間は変わっていくものです。

 

たまーに「我々は一体何に恋をしているんだろう」って考える時があります。

 

例えばソシャゲかなにかの「ドSな俺様キャラ」のことが好きな人がいるとして。

そのキャラが、新エピソードで「本当は虚勢を張っているだけの気弱キャラ」だったということが判明したとします。

ここで「え?私の好きだった〇〇君じゃないじゃん」となり冷めてしまう人もいると思いますが、絶対に「え?!そんな〇〇君も最高!」となる人もいます。

 

この場合、後者は一体誰を好きだったんでしょうか。

「ドSな俺様キャラ」が「気弱キャラ」という全く違う人間になってしまったのです。

これは、境先輩と同じ状況ではないでしょうか。「優しい眩しい神様」だった初恋の人は「人を見下し浮気をするようなクズ」だった訳ですから。全く違う人間ですよね。

 

じゃあ何を好きになった時、「人を好きになった」と言えるのでしょうか。

見た目だけでいいなら、松木平くんでいいわけです。

 

かのんは、境先輩が修繕によって松木平くんのような性格になってしまった場合も、境先輩を追い続けるのでしょうか。

もしもそうなってしまった場合、境先輩と松木平くんの違いはなんでしょう。

それは、「積み重ねた過去」ですよね。

思い出たちが、境先輩の中には見えるわけです。

 

ここが、冒頭で言った「これオタクは胸にくるヤツ〜!」なんです。

我々は誰かを推す時、絶対に過去を積み重ねていきます。例え顔から入ろうと、声から入ろうと、推していく過程で思い出が生まれます。

それは推しが成長していく姿を見届けられたことの感動だったり、キラキラの笑顔でファンサしてくれた喜びだったり、金を必死に注ぎ込んだ苦しみだったり。

これらがオタクを苦しめるのは、推しが炎上したり、もしくは自分が推し変しようか悩んでいる時だったりじゃないでしょうか。

 

オタクは皆かのんの一面を持っています。

オタクじゃなくても、持っているかもしれない。

あんなに時間をかけて、あんなに迷惑をかけたのに、最後の最後結局、かのんは境先輩にメロメロになってしまいます。まるで中毒者です。

散々「2度と現場行くか!」「もう降りる」と言っていたのに、推しの姿を見た途端メロメロになってしまうのが、オタクのサガではないでしょうか。ええ、こっちもまるで中毒者です。

 

「人を好きになること」は、ある種中毒者になるという事なのでしょうか。

恋は盲目、怖い話です。

 

 

2. 夫婦と恋人

 

未婚の私が語れたもんじゃないんですけど、ヒロくんと一緒にモニター越しに「夫婦」を見せつけられるシーン。強烈でした。

"結婚"って不思議ですよね。他人なのに、契約一つで夫婦になっちゃうなんて。支え合い、添い遂げることを求められる。犯罪じゃないのに、不倫で大バッシングを受ける。それくらい重たいものなんですよね、結婚って。

 

あの瞬間、初穂さんと境先輩は夫婦だった。

不倫を認め、協力し、大いなる目的のために進む。きっと、夫婦に求められるのってこういうことで。

皆人間ですから、間違いは犯します。それは浮気かもしれないし、もしかしたら法に触れてしまうかもしれない。

パートナーがそうなった時に「良い旦那!」「良い妻!」と言われポジティブな報道をされるのは決まって、「パートナーの非を認め、叱り、謝罪をし、傷付いたパートナーを献身的に支え続けること」じゃないですか?

夫婦ですから、家族ですから、という優しさが求められます。

あの瞬間、初穂は"そう"なれたんだと思います。かのんはそれを、まざまざと見せつけられたんだなあ。

 

一方恋人は、そんな責任負わなくていい。「そんなヤツ別れちゃいなよ!サイテー!」って簡単に言えるんですね。結婚と違って、約束事が無いから。

様々なしがらみに縛られている夫婦よりよっぽど、楽で楽しくて魅力的!っていう考え方もありますよね。

境先輩も、会う機会が減るであろう初穂と一緒にいたいからプロポーズした訳ですし。

色んな意味で相手を"縛れる"のが、結婚なんでしょうね。

 

でも、境先輩にとってかのんは、"縛る"必要が無いなあって、思うんです。

きっとかのんは先輩との"希望"があるなら、地の果てまでついて行くでしょう。何よりも先輩を優先するでしょう。

そんなかのんを縛る必要があるんでしょうか?

果たして二人は、幸せになれるんでしょうか?

 

 

3. 高月ヒロくんに恋をした

 

これは、どーでもいい個人的な話なんですけど

高月ヒロくん最高すぎません!?

ヒロくんが好きすぎて、しんどいです。

いや、高月ヒロくん、何年かのんのこと想ってるんですか?

ダウナー無気力系に見えて、かのんに関する時は凄くイキイキとした表情をしますよね。告白する時とかね。

小さいコマでもかのんを見てて、ホントに健気すぎて、泣けてきます。

学校サボりがちだった彼が、高学歴で良い職について、また告白するあのシーン。

境先輩のカリスマ性とか、有名度とか、そういうのに対抗したのかなって思うとホントに……。最後の最後までかのんのことが好きなヒロくんが大好きです。

 

先輩を想うかのんを想うヒロを想う私なのですが、初穂に呼ばれた時は「2人がそういう関係になったらどうしよう…!」、「かのんのこと途中で好きじゃなくなったら…」と凄くハラハラしました。

これって私は、「ヒロくんに変わって欲しくなかった」ってことですよね。

かのんを想い続ける健気なヒロくんが大好きだから。

そう考えると、本当にかのんってすごいなあ。

変わり続ける先輩を愛せるんですから。

 

 

 

長くなってしまいましたが以上です。

結末は賛否両論ありそうですが、オススメなのでぜひ読んでみてくださいね!

とにかく最高【やたもも】

最高です。

とにかく最高。全三巻です。

 

やたもも (バンブーコミックス Qpaコレクション)

やたもも (バンブーコミックス Qpaコレクション)

 

 

ブログを読むのが面倒な人の為の評価コーナー

(※私の独断と偏見です。完全に個人の感想です。)

【エロ度】★★★★★

【切な度】★★★☆☆

【ピュア度】☆☆☆☆

【その他】ビッチ受け/年下攻め

 

 

 

以下感想

 

とにかく最高!!何がいいって顔がいい!!

受けの顔がひたすらに可愛かったです。ずーっと可愛い。受けが。攻めも言ってるけど。

 

友人に勧めるために作った画像から言葉を引用しますと

 

絶倫  遅漏  オカン系男子な年下攻め!

生活能力0のヒモビッチ!童顔年上受け!

 

以上です。最高じゃないです?

とにかく絵柄が好きで好きでたまりません。

致すシーン多めなのですが、全て美しくて可愛くてえっち!最高です。

 

受けの暗い過去もありますが、感動できますし最後にはすっきりできますのでご安心を!

 

「お金貸して」は言えるのに「好き」を言えないいじらしい受けをご堪能あれ!!

 

ホント、ありがとうございます、はらだ先生。

 

 

普通って何?【にいちゃん】

はらだ先生の「にいちゃん」を読みました。

はらだ先生の描く顔が好きです、特に横顔。

 

にいちゃん (cannaコミックス)

にいちゃん (cannaコミックス)

 

 

ブログを読むのが面倒な人の為の評価コーナー

(※私の独断と偏見です。完全に個人の感想です。)

【エロ度】★★★★

【切な度】★★★★★

【ピュア度】★★☆☆☆

【その他】メリバ/リバ/ペド有

 

 

以下感想

 

こちら、「にいちゃん」はTwitterの広告で見かけてからずっと読みたかったのですが、なかなか書店で見つけられず…。

やっとこさ出会えたのでワクワクしながら読みました!

 

いやまたこれが、なんというかズシンと重たいものをいただいた気分になりました…。

正直私は、「悪いお兄さんにイタズラされてるショタ!ビジュアルも好み!最高!」なーんて軽い気持ちだったんです。

それがなんですかこれは!最高でした!

 

 

「普通って何?」

この問いは腐女子にとっては身近なものだと思います。よく出会いますよね、読んでると。

その問いをどすんとガツンと、胸に届けてくるのがこの本です。

 

「誰からも祝福されないと 愛って認められないんだ」

 

ふつうってなに まともってなに これはいけないこと…?

 

こちらは帯からの引用です。

他にも本編には胸にズシンとくるようなセリフが多々あります。 

普通ってなんでしょうね、多数決の世の中は残酷ですね。

 

 

 

 

 

重たい話はさておき、こちらの「にいちゃん」登場人物が魅力的です!

主人公はもちろん、にいちゃんも、女の子も!

 

リバなので苦手な方はいるかと思いますが、この2人の抱えているもの、2人にとっての形が「リバ」だっただけです。

「リバのカプ」ではなく「カプあってのリバ」です。ので、よっぽど苦手な方以外は是非!

 

 

以下無駄な話

 

そう言えばご挨拶をしていなかったので一応。

はじめまして、腐女子をやらせてもらってます。

総受け、愛されが苦手です。(これについては友人との違いが面白かったので今度書けるといいな)

夜に立場逆転ホモが大好きです。ケンカップルも好きです。ジャンルは秘密です。

 

以後、よろしくお願いします。